震災を体験してプロパンガスのありがたさが分かった
筆者は宮城県仙台市在住なのですが
東北地方も田舎になるほどプロパンガスです。
宮城県沖地震から東日本大震災に至るまで
ある意味私たちプロパンガス世帯は助けられてきました。
所属するプロパンガス屋さんが遅くとも
翌朝までガスを復旧させてくれるので
電気よりガスで暖をとることもできるし
灯りにもなるし何より煮炊きができるのです。
しかし、仙台市や一部市は「市ガス」です。
市ガスの方がお得だという地区もあるでしょう。
でも、筆者の住む地域は14年ほどまえに「市ガス」になり
料金の中にまだその当時の配管設備費が加わってるので高いです。
ちょっとしか使わなくても基本料金がメチャ高いです。
また、市ガスになった際ガスコンロも
市ガス用の物を自費購入させられました。
その時、筆者は一人暮らしをしており
あまりの負担の大きさにお隣のアパートは市ガスにせず
プロパンのままだったので引っ越したくらいです。
さて、我が家のプロパンガスの節約の仕方です。
基本我が家はガス屋さんに
「どうやって生活してるんだ!」と言われるくらい(笑
基本料金そこそこなので日常の暮らし方を紹介します。
お風呂は追い炊きではありません。
お湯を張る時に水の量を少しにして
ボイラーを通る時より熱く沸くように出します。
15分。そして水で少し埋めて母親と一緒に入浴するようにしています。
翌日は、浴槽の水を1/3くらいにして
10分お湯を張りましてまた二人で入ります。
ガスはもう一か所、台所です。
瞬間湯沸かし器は母の洗面では使いますが
私の洗面や家事では極力使いません。
大きな鍋にお湯をひとつ沸かすか冬場はストーブで
やかんにお湯を沸かしておいてかたずけに使います。
夕食の準備の時は使わないし
朝も前日の夕方に下ごしらえしておくので火を通すだけしか使いません。
煮込み料理は夜まず沸騰させて20分は煮ますがあとは余熱で。
この20数分のガス使用で台所も温かくなるのです。
翌朝10分また煮て昼も10分火を入れて夕食に出すというシステムです。
で、さっきの鍋のお湯はまず布巾を洗い
水洗いした食器を拭きまた布巾を洗います。
そして、雑巾を投入して台所まわりや床をそのお湯で拭きます。
まあまあ、このくらいしか、ガスは使いません。
具体的には冬のガス代で5,000円くらい
夏場はもう少し下がって3,000円くらいでしょうかね。
料金については月中にガスメーターから算出された
「だいたいこのくらい」の用紙が来ますが
月末の集金の際は消費税では
割り切ることのできない金額が加算されてきます。
噂には住んだ時点でその個々の家の基本料金が違うとも聞きますが
なにか災害が起こるたびに自分の家に帰らないで
地域住民の家を一軒一軒復旧に回ってくださる姿を知ってるので
震災を体験して本当に感謝しています。
市内が全戸「市ガス」にならない限り
地域のプロパンガス店を使っていくつもりです。
だって、冬にお風呂の水道が凍った時も
無料で直してくれるんだもん足むけて寝られないですよね・・